自家製パン スペルト小麦

自家栽培したスペルト小麦を石臼でゆっくりゆっくり挽いて全粒粉パンを焼いてみました。酵母は東笠取産のお米で起こした酒種酵母です。水、酵母、アンデス紅塩、きび糖と混ぜ合わせているときから古代小麦らしい力強く香ばしい香りが広がり幸せな気分。

この独特の香りと手触りをしっかり感じとろう。そう思いながら捏ねていたら、自然と心が落ち着いて、ぐんと香りが立ち、生地がなじんでいくというか、とってもよい感じにまとまってきました。発酵して、ほわんと膨らんだ生地を成形してオーブンへ。本当は薪窯へ、と言いたいところだけど(笑) それはこれから練習ということで。

焼き上がりを待つ間はちょっと緊張したけれど、何とか形になっている。

焼きたてよりも間を置いた方が味がなじんでおいしいのが天然酵母パンの特長と教わったので、頬張るのは明日の朝に。

※スペルト小麦のパンはナッツのような風味とよく言われるが、深みのある甘さと香ばしさ、濃厚な香りが身体にじわっ~と浸みてくる、とても個性的で印象に残るおいしさです♪