こんにゃく芋、稲藁でとった灰汁、水だけでつくる昔ながらの製法でつくりました。
ひと昔前、とくに農家ではこうして家庭でつくることが当たり前だったとか。つちの塾のご近所さんも「へえ、こんにゃくつくるんか? わしらが子どもの頃は婆さんがようしてはったわ」と当時の様子を教えてくれます。
収穫して乾かしておいたこんにゃく芋を洗って皮をむき、
串がスッと通るまで茹でたら、藁灰の灰汁と混ぜ合わせます。さらに手早く、しっかり捏ねます。その後、しばらく放っておくと自然に固まってきます。ボウルを揺らしても動かないほど固まったら、丸くかたどって、たっぷり沸かした湯の中へ。
(お湯は沸騰させないこと)
透明感が出て弾んできたら出来上がり。
ぷるっぷるっ。手に取っただけで美味しそう!
おすすめの食べ方は柚子味噌と刺身で。
手でちぎってすき焼きに加えても絶品です。