石臼挽き 蕎麦打ち教室

午前中は「ジビエ教室」の共同作業。昼食をはさんで午後からは「蕎麦教室」のメンバーが集まって『手打ち蕎麦教室』が始まりました。

 

まずは手回し石臼で蕎麦粉を挽きます。蕎麦粉はきめ細かいほど風味豊かで仕上がりも綺麗なので、丁寧に2、3回挽きます。ゴロゴロ~、ゴロゴロ~、なんとも迫力のあるイイ音!

 

蕎麦にもいろいろありまして、二八、十割、六四など、味の好みは人それぞれ。自分で打てば好みの蕎麦を食べられるのがいいところ。

 上手下手も人それぞれ(笑) 左の写真は先輩の手打ちそば。右はわたし清原(つちの塾スタッフ)の人生初の手打ち蕎麦! 「まるで江戸時代の蕎麦やなあ」と笑われてしまいましたが、もちっとしていて、ものすごく濃い香りと味です。よしっ!「見た目も蕎麦です」と胸はって言えるよう腕を磨くぞ ♪

種まきは8月24日ごろ(写真左)。蕎麦は生育期間が短く荒地にもよく育ち、草や虫にも強いことから、古くより救荒作物としてつくられてきました。ですが、現代では地元産は手に入りにくいです。「蕎麦教室」なら自前の粉で自前蕎麦、お菓子や料理もできちゃいます。

もうひとつ楽しいことがあるんですよ。それは…花が咲いて実を収穫する前に"蕎麦菜"(写真右)を食べること。食べ方は蕎麦と同じく、さっと湯がいて蕎麦つゆで。ひょろっとした菜っぱなのに味は蕎麦そのもの。とっても品の良い味なんです。 

「手打ち蕎麦よりも蕎麦菜が食べたくて、今年も種まきます」というメンバーもいるほど(笑)

11月15日、蕎麦の実の収穫です。写真で見えますか?(真ん中の写真)先端についている黒い三角が蕎麦殻で、この中に実があります。収穫するときは、この三角の殻ごと採って、しっかり天日干ししてから蕎麦粉にします。