11月6日京都府から有害獣捕獲許可がおりました。『オーガニックつちの塾』は、地域の住民の方々と協働で獣害を防止し、かつてのような野生獣の棲む山、人が暮らす里と、お互いの生育域を取り戻す活動をしています。その一つとして有害獣捕獲を実施しています。この許可は狩猟期間(11月15日~翌年3月15日)以外でも罠・檻を仕掛け、捕獲できるというものです。
近頃は狩猟期間でなくてもイノシシ、シカ、ハクビシン、野ウサギ、タヌキなど、いろいろな野生獣が食べ物を求めて山を下り、田畑や住居に入ってきます。とくに山間部では、年中この問題に向き合っていかねばならず、塾としても待ちに待った許可なのです。掛かった獣の命はもちろん、地産地消、自産自消のもといただきます。
こうした連鎖を習得していくのが『ジビエ教室』です。今年は、ジビエ教室のみ参加できる単発型のプログラムを作り、一人でも多くの人に、命と向き合う学びを体感してもらえたらと願っています。